2024-07-18

ハードルが違う?正看護師と准看護師の差

看護資格は、准看護師と正看護師の2種類に分けられる。どちらも患者さんのために医師のサポートを行う仕事を担うことに変わりはない。ただ、正看護師の方が資格取得のハードルが高いため立場が上になる。正看護師の免許は厚生労働省、厚生労働大臣が発行するのに対し、准看護師免許は各都道府県知事が発行を行っている。正看護師の免許は、看護大学・看護短大・専門学校のいずれかを3〜4年以上かけて受講し、3000時間以上の履修が必要となる。一方、准看護師は准看護師養成所で2年ほどの1890時間以上の課程を履修することで受験資格を得られる。

学んだスキルが違えば、当然給与面での違いも出てくる。准看護師の平均年収は約400万円であるのに対し、正看護師の場合の平均年収は約480万円といわれている。正看護師の場合、准看護師よりも大きな責任や重要な役割を任される傾向にあるため、差別化して給与が上乗せされているケースが多いのだ。その結果、平均年収に80万円という大きな差が生じているといえる。加えて、正看護師はキャリアアップとして管理職を望むことができるが、准看護師は管理職に就くことは難しい。それを踏まえると、准看護師にとって勤続年数に応じた収入アップは非常にゆるやかなものとなるだろう。

よって、基本的に正看護師と准看護師の双方がいる場合は、正看護師がリーダー的役割を担うことになる。准看護師は、正看護師の指示を仰ぎながら業務にあたることになる。そういった上下関係があるため、本格的に看護スキルを磨きたいのであれば、正看護師の資格取得を考えるのが賢明だろう。